兵庫城址遺跡見学

 戦国時代に「花隈城」に替わって「兵庫城」が兵庫近隣を治める武将の城だった時期があったそうで,兵庫の町は港町であり,山陽道(西国街道)の宿場町であると同時に,城下町だった時期もあったようです。その後,陣屋となり,勤番所となり,幕末には兵庫鎮台,兵庫裁判所を経て,兵庫県庁となった経緯があります。

 神戸中央市場の移転に伴って,旧・中央市場の開発工事に伴う兵庫城址の遺跡発掘調査の現場を1月31日の1日だけ見学できるというので,見学しました。

 時折,小雪が舞うような寒い日でしたが,たくさんの人が参加していました。

 新しく「兵庫城址」のページを作成しました。
http://itsumi.citykobe.jp/201501hyogo/

冷たい雨

 昨夜の天気予報では,今朝は積雪の可能性があるとのことでしたが,たしかに東京近辺では降雪があり積雪もあったようです。でも神戸は・・・未明から冷たい雨が降り続き,雪にはなりませんでした。

 雨でアスファルトが濡れて,夜明け前の街のさまざまな灯りが照り輝いて綺麗でした。

JR神戸線・灘駅に降り立つと,水銀灯の青白い光と信号機の赤と,客待ちのタクシーのテールランプの赤い光が濡れた路面に反射して,蒼い空の下で静かな朝を奏でていました。しとしと冷たい冬の雨・・・

 桜正宗の「しぼりたての生酒」も美味しいのですが,スッキリとした喉越しのお酒が飲みたくて・・・仕事帰りにリカーショップで白鶴の大吟醸を買いました。大吟醸と言っても4合瓶で1000円とリーズナブルです。

 岩津ねぎと豆腐で,あっさりとスッキリを味わいました。

リニアモーターカー

 今日は午後から生徒を引率して工場見学(会社訪問)のために神戸市内の和田岬に出掛けました。JR神戸駅から地下鉄海岸線に乗って和田岬駅まで・・・

 円筒状の交流モーターを帯状に展開し、回転運動の代わりに直線運動をするようにした「リニアモーター」で駆動する電車をリニアモーターカーといます。

 リニアモーターカー・・・と言えば,JR東海のリニア新幹線~磁気浮上式の超伝導リニア新幹線~が話題ですが,この海岸線もリニアモーターカーです。リニア新幹線とは方式が異なって,海岸線は「鉄輪式リニアモーターカー」という方式です。

 鉄輪式リニアモーターカーというのは,普通の電車と同じで「レールと車輪」がありますが,これは車両の支持と案内のためです。レールの間に「リアクションプレート」があり,これが誘導電動機の回転子に相当する2次側になります。

 誘導電動機の固定子に相当する1次側コイルは,電車の車体の台車底部に取り付けられており,この1次側コイルに3相交流を流すと、誘導電動機の回転磁界に相当する移動磁界が発生し、それによってレールの間に敷設されたリアクションプレート(2次側)に渦電流が誘導され,それにより発生する磁界によって、車体とリアクションプレートの間で磁力の吸引・反発が働き,車体に推進力が発生することによって,電車が走行するわけです。

 引率した2人の生徒に訊くと,海岸線がリニアモーターカーであることを知りませんでした。

 1時間の予定の会社訪問は,構内をいろいろ案内していただき,実際のCADを使っている職場での丁寧な説明をして貰い,その後,生徒の質問にひとつひとつ丁寧に答えていただけたので,予定を1時間近くオーバーしました。帰路,生徒に感想を訊くと,ひじょうにわかりやすくて参考になったとのことでした。

セレンディピティ

今日・1月28日は,1754年にホリス・ウォールポールが初めて「セレンディピティ」という言葉を使ったことから「セレンディピティの日」となっています。

セレンディピティ(serendipity)と言う言葉は、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉のことで,「ふとした偶然をきっかけにひらめきを得て『幸運をつかみ取る能力』」のことです。

イギリスの小説家,ホレス・ウォルポールが「セレンディップ(セイロン・現在のスリランカ)の3人の王子」という童話にちなんだものです。この童話は,セイロンの3人の王子たちが旅の途中に意外な出来事と遭遇して、王子たちのの聡明さによって、もともと探していなかった「何か」を発見する物語だそうです。

偶然からの発見であるセレンディピティは,私の問題意識である「センス」と通じるものがあるように思うのですが,まだうまく結びつけることができないままです。経験を通して意図していない事象に遭遇した時に,それを見極める能力という捉え方も出来ますし,また,失敗から得られたものから学びとる能力ということも出来るように思います。

研究仮説とは違った結果(いわゆる失敗)が得られた場合に,その結果から,大切な「何か」を見出す能力・・・

英語のSerendipityは,

Serendipity: the natural ability to make interesting or valuable discoveries by accident

— Longman Dictionary of contemporary English

しばらく寒さが緩んでいましたが,昨夜あたりから冷たい風が吹き荒れて,今朝は本来のこの時期の寒さに戻りました。職場の最寄駅であるJR神戸線・灘駅の一駅手前で降りて,歩き始めようとした時が,まさにブルーアワー(blue hour)でした。東の空が濃い青に染まって,見惚れるほど美しい光景・・・

この濃い青色の空は,高層のオゾン層の吸収スペクトルの影響で,濃い青色の光のみが空を照らすことによって生じるようです。

そして帰路,垂水駅に着いた時間帯も,ちょうどブルーアワーで,西の空が濃い青色に染まっていました。

 仕事帰りに立ち寄ったイオンで,灘五郷は魚崎郷の酒蔵・櫻正宗(株)の酒「櫻正宗・協会1号酵母・シボリタテ・純米酒70」を見つけて購入しました。

明治時代に櫻正宗の酒蔵で発見された「協会1号酵母」で仕込んだ純米酒です。原料米には精米歩合70%の兵庫県産の山田錦を100%使用とのことです。

 櫻正宗のお酒をリカーショップで見掛けることは皆無です。櫻正宗は,「正宗」という名を冠した日本酒の元祖とも言えるお酒で,春の園遊会のお酒は櫻正宗の「金稀」だそうです。皇室御用達のお酒です。

吉野弘

3年前にNHKのカルチャーラジオで放送された『 詩のトビラ ひらけごま! ~「ポケット詩集」を読む~ 』という番組をタイマー録音していたのですが,聴いたのは昨年でした。童話屋の田中和雄さんが編纂した詩のアンソロジーが「ポケット詩集」で,この詩集を通して,茨木のり子さん,石垣りんさん,まどみちおさん,そして吉野弘さんの詩と巡りあうことができました。

 吉野弘さんの詩に「I was born」そして「祝婚歌」という詩があります。

 『 祝 婚 歌 』   吉野 弘

二人が睦まじくいるためには

  愚かでいるほうがいい

  立派過ぎないほうがいい

  立派過ぎることは

  長持ちしないことだと

  気づいているほうがいい

  完璧をめざさないほうがいい
     ・
     ・ 

 昨年亡くなられた吉野弘さんの詩が静かなブームだそうで,今日のNHKクローズアップ現代で取り上げられていました。

     ・
     ・ 
 立派でありたいとか

  正しくありたいとかいう

  無理な緊張には色目を使わず

  ゆったりゆたかに

  光を浴びているほうがいい

 健康で風に吹かれながら

  生きていることのなつかしさに

  ふと胸が熱くなる

  そんな日があってもいい

 そしてなぜ 胸が熱くなるのか

  黙っていてもふたりには

  わかるのであってほしい

 年末から,朝ドラの「マッサン」の影響を受けて,スモーキーフレーバーを求めて,シングルモルトの「山崎」「白州」「余市」そしてスコットランドの「マッカラン12年」と,いろいろ味わってきましたが・・・あっさりしたお酒が欲しくなって,今日は仕事帰りにペットボトルのような容器に入った白鶴の「cool 生酒 吟醸」を買いました。

 スモーキーフレーバーも良いですが,あっさりした淡麗の日本酒は,岩津ねぎと湯豆腐と一緒に食べると,あっさりとして美味しかったです。

春節祭

 元町駅で「春節祭」のチラシがありました。

 昨年は9月に閏月があり,新暦と旧暦のズレが大きく,旧暦では,今日は未だ12月7日です。そして旧暦の元日は2月19日となり,神戸・元町の南京町(中華街)での「春節祭」は2月19日~22日となります。正月よりも立春が先になるので「年内立春」となります。

 春節祭が近づくと,元町駅には大きく宣伝されるので,いつもは小正月が過ぎた1月中旬頃には華やかな飾り付けがなされます。しかし今年は未だです。

 調べると,旧暦の元日は,

2011年・・・2月3日
2012年・・・1月23日
2013年・・・2月10日(一昨年)
2014年・・・1月31日(昨年)
2015年・・・2月19日(今年)
2016年・・・2月8日(来年)

 約1ヶ月ぐらいのバラつきがあります。旧暦を暦としていた明治初期以前は,同じ正月と言っても,1月中旬近くから,2月下旬近くまで年によって変動していたようで,正月の光景がさまざまだったのかかなあ~と思います。

熟字訓

大和・・・「やまと」と読みますが,「大」に「や」や「やま」,或いは「和」に「と」や「まと」という詠み方がそれぞれにあるわけではありません。日下・・・「くさか」と読みますが,これも,それぞれの漢字の読みとは別ものです。

このような詠み方を熟字訓ということを,今日聴いたラジオで初めて知りました。熟字訓とは,漢字一字単位ではなくて,2字以上の熟字単位で訓読みを当てたものを言うそうです。

 明日(あす),近江(おうみ),飛鳥(あすか),一昨日(おととい),五月蠅い(うるさい),今朝(けさ),叔父(おじ),従兄弟(いとこ),梅雨(つゆ),海老(えび),小豆(あずき)・・・

 大陸から伝わった漢字を用いて,日本の言葉を漢字で書き表す時に,古代の日本がじゅうぶんに漢字を咀嚼した故に,漢字一字に読みを機械的に割り当てるのではなくて,このような熟字訓が生まれたのではないかと言われているそうです。

 今まで深く考えることがありませんでしたが,結構,熟字訓って多いようです。

二十四節気

今日は大寒,これから立春まで,1年でもっとも寒い時節になります。今朝のラジオのニュースでは北海道の内陸部では最低気温がー24度だったそうです。ただ神戸はむしろ寒さが緩んで,厳しい寒さは感じませんでした。

日本では,明治時代の1873年にグレゴリオ暦が導入されて,明治5年12月2日(旧暦の太陰太陽暦である天保暦)の翌日を明治6年1月1日(太陽暦のグレゴリオ暦)として切り替えを行っています。

江戸時代以前は,衛星である月の公転周期によって生じる「月の満ち欠け」を元にした「月」が太陰暦であり,地球の公転周期(たとえば冬至から冬至)を元にした「二十四節気」が太陽暦です。旧暦が太陰太陽暦と呼ばれる所以について,あまり関心がなかったのですが,今日初めてわかりました。

一駅手前の三宮駅で降りて,勤務校に向かって旧・西国街道を歩いていると,ちょうど新生田川を渡る処で,南東の空の端が赤味を帯びているのを目にしました。

 旧西国街道沿いにある卵屋さんです。どうも店舗への販売がメインのようですが,店頭での小売りもしています。店頭に並んでいるのは・・・卵ばかりです。朝6時半には,もう営業中となっています。

 レトロな感じの喫茶店も少なくないです。早朝からオープンしています。

 大寒の日の朝の光景でした。