小僧の神様

 2月20日,今日は「鮨の日」・・・と言っても,全国すし商環境衛生同業組合連合会が1961(昭和36)年に制定した「すしの日」は11月1日です。

 2月20日は,志賀直哉が生まれた日(1883年2月20日)です。志賀直哉の短編小説に『小僧の神様』という作品があって,私の大好きな小説のひとつです。手許の岩波文庫の「小僧の神様」は何度かの引っ越しに失われることがなく,今も手元にあって愛読しています。

十数年前に久し振りに岩波から志賀直哉全集が新編集で刊行されたのが手許にありますが,第3巻に『小僧の神様』が収録されています。

 クラシックに「珠玉の名曲」というフレーズで呼ばれている幾つかの名曲がありますが,私にとっての「珠玉の短編」は,志賀直哉の『小僧の神様』,O・ヘンリーの『最後の一葉』,夏目漱石の『夢十夜』,そして旧約聖書の『ルツ記』です。「ルツ記」を短編(a short story)と分類して良いのか・・・「短編小説」ではなくて「短編」だったらOKのように思います。