ヴァイラル

ヴァイラルという語彙を目にして,ちょっと意味がわかりませんでした。

 「ヴァイラル(viral)」は,ウイルス(virus)」の形容詞系でした。英語では”virus”は「ヴァイラス」です。

 ヴァイラルとは,「ウイルスのように・・・」というような意味を持っており,ヴァイラルメディア(viral media)やヴァイラルマーケティング(viral marketing)というような専門用語があるようです。

 ヴァイラルメディアとは,ウイルス性の伝播力を持ったネットメディアを指し示し,ウイルスが広まるような伝播現象を利用するマーケティング手段のことがヴァイラルマーケティングです。

 「ヴァイラル」という言葉は,これまで「ねずみ算式に」というような表現がなされた等比数列的な増加や,指数関数的な増加のことを指し示している言葉として一部では認知されているようです。

 ・・・「ねずみ算式に」と言う表現に古臭さを感じていましたし,等比数列的・指数関数的という言葉では堅苦しいような気がしていたので,ヴァイラルという言葉を用いた表現は,なんとなくしっくりするような気がします。ただ,意味としては「ねずみ算式」と本質的に変わりませんし,カタカナ表現で,またじゅうぶんに普及している言葉ではありませんので,気軽に使えるわけでもありません。またポジティヴなイメージではなくて,なんとなくネガティヴな雰囲気を醸し出す語彙のような気がします。もっとも「ねずみ算式」という言葉も,どちらかというと良いイメージではないような気がします。