指差呼称確認

 勤務校の近くに住友ゴムの本社があり,道(旧・西国街道)を隔ててテクニカルセンターがあり,その間を結ぶ横断歩道には「指差呼称確認」の大きな表示があります。本社とテクニカルセンターを行き来する従業員の方々は,横断歩道の手前で,しっかりと指差呼称によって確認をしています。

 勘違いや間違い,ヒヤッとする場面が時々ありますが,しっかりと指差呼称確認をすれば,そのようなケースは,かなり低減することと思います。

 今朝,この表示を目にして・・・「指さす」という言葉は,「指」で「指し示す」というニュアンスの語彙であり,意味を考えると「指指す」ではないのかなあ~と,ふと疑問に感じました。

 「さす」という言葉は,「指す」以外に,「(陽が)射す」,「(串を)刺す」「(かんざしを)挿す」,「(水を)注す」,とありますが「差す」もあります。これは,どのような意味があるのか・・・「指差呼称確認」の表示を目にした時には,ちょっと思い浮かびませんでした。

 漢和辞典には,「違い」,「隔たり」という意味が出ています。ずっと見ていると,「ものさし」という言葉,「つかう」という言葉(差役,差配)があり,最後に「光線が入る」,「水を入れる」と出てきます。ただ,指し示すというようなニュアンスがありません。古代には「指(ゆびさ)す」という用例もあるようで,後から慣用で「指差す」になったのかなあ~とも思います。