一面トップ

今朝の新聞各紙の一面を飾った記事は,それぞれの新聞の特徴が顕れているように感じます.

 地元紙の「神戸新聞」は,トップ記事が昨夕の防災ヘリ墜落のニュース,その次が中国全人代に関して,今年の成長率の目標が6.5%であることを見出しにしています.その下に自民党大会の総裁任期が3期9年となった記事です.防災ヘリ墜落の記事を一面の大半を割いて4枚の写真を使って報じていました.全人代の記事ではグラフを使っていました.

 毎日新聞では,トップ記事が長野の防災ヘリ墜落のニュースで大きな写真と地図を使って報じています.その次が自民党大会での総裁任期3期9年の記事で写真なし.そして中国の全人代に関して,中国成長目標6.5%の見出しで,習近平総書記の顔写真つきの記事です.その次にびわ湖毎日マラソンの記事が,優勝したケニアのチェビー選手の写真付きで報じていました.

 朝日新聞はトップ記事を自民党大会の記事と言うよりも「首相,来秋以降の解散探る」という見出しで,総裁3選後の動きをメインにした記事でした.その次が白抜きの見出しで防災ヘリ墜落のニュースを写真と地図つきの記事で,トップと並置するようなレイアウトです.その次が森友学園に関する記事で写真付きです.

 日本経済新聞は,中国全人代の記事で,見出しは「中国,経済安定を最優先」で習近平総書記の写真付きです.その次が自民党大会の,総裁任期3期9年に延長の記事です.

 意外だったのは英字新聞のThe Japan Timesで,自民党大会で安倍首相が万歳をしている写真を大きく載せて,安倍首相の3期目がOKになったことを前面に報じています.その辻がアメリカのトランプ大統領がオバマ前大統領が盗聴したと証拠なしに主張したことを写真付きで報じています.そして中国全人代の記事を,成長目標を調整したことを習近平総書記の顔写真付きです.

 昨夕の防災ヘリ墜落のニュースは,日経やJapanTimesでは速報できなったのかもしれません.それぞれの新聞の姿勢や意向が,一面記事での扱いの大きさや見出しのニュアンスから滲み出ているように感じました.