初サイクリングと夕照

 春から秋にかけてサイクリングを楽しんでいますが、冬場は寒いので11月~3月はカバーを被ったままで自転車は越冬していました。昨年新しい自転車を買って、元日に妹夫婦から別々に自転車に乗ってるか尋ねられて・・・正月2日の日が穏やかだったので自転車のカバーをとって油を差したりタイヤに空気を入れたりしたのですが、風が冷たく整備だけで終わっていました。明日が二十四節季の「小寒」で寒の入りとなって、天気も崩れるとのことで、今年の「初サイクリング」を楽しむことにしました。

 風もなく、自宅からゆっくりと住宅地の中を走って国道2号線まで。此処からは明石海峡沿いを西に進みます。

 舞子公園に入って、明石海峡大橋をバックに記念写真

 自転車に乗っていると、こんな感じて海峡と、架け橋と、その向こうの淡路の島影を望むことができます。

 西舞子から朝霧までは、左手に海岸の堤防を横目で見ながら国道2号線を走ります。浜風が冷たく、手足の指先がかじかんできますが、でも着込んでいるので身体は汗ばんできました。

 大蔵海岸、ここままで約5キロです。

 5キロ走るとウェアの中は汗まみれになりましたが、手足の指先は、かなりかじかんでいます。無理せずに大蔵海岸で引き返しました。今日の往復の走行距離は11.2kmでした。

 自宅に戻ると、ウェアの中は汗まみれ、このまま垂水温泉・太平の湯へ直行しました。

 身体を動かして汗ばんだ後に、ゆったりと温泉につかって・・・年末に65キロ近くまで体重が増えていたのが、湯上がりに測ると62.95キロ、久し振りに62キロ台でした。湯上りに汗がひかず、冷たいものを飲むと、また全身から汗が・・・しばらく新聞を読んだりして休憩しました。

 ちょうど夕刻、夕陽が眩しかったので夕景の写真を撮りに舞子墓園へ向かいました。

 明石海峡を見下ろす高台から、沈もうとする夕陽が播磨灘をオレンジ色に染めて・・・左には海峡に架かる橋が夕陽を浴びて輝いていました。しばらく美しい夕照を眺めていました。

 オレンジ色に輝く海面の夕陽の帯の上を船が静かに行き過ぎました。 

中原中也の「山羊の歌」という詩集に収められている「夕照」という美しい詩・・・

丘々は、胸に手を当て
退けり。
落陽は、慈愛の色の
金のいろ。

原に草、
鄙唄(ひなうた)うたひ
山に樹々、
老いてつましき心ばせ。

かゝる折しも我ありぬ
小児に踏まれし
貝の肉。

かゝるをりしも剛直の、
さあれゆかしきあきらめよ
腕拱(く)みながら歩み去る。

 夕照、中原中也「山羊の歌」より

葉が落ちた木々が、墓園を囲んでいました。